日本の妖怪で有名な者たちを集めました!
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妖怪 あ行
垢嘗(あかなめ)
古い風呂場に潜み、使われなくなった浴槽の溜まった垢を舐め尽くす妖怪。人々の無頓着が招く不浄への警鐘とも伝わる存在。

小豆洗い(あずきあらい)
夜の水辺に現れ、小豆を水中で洗う音だけを奏でる妖怪。通りかかる人の好奇心を誘い、時に不意に驚かせる。

油すまし(あぶらすまし)
行燈の油を勝手に啜り、不意に姿を現して灯りを消す妖怪。静かな夜に漂う不吉な気配を纏う。

アマビエ(あまびえ)
海中から現れ、美しい姿で疫病の流行を告げる妖怪。姿を描き写せば災厄を鎮めると信じられている。

一反木綿(いったんもめん)
夜空を長く漂う布のような妖怪で、人を巻き込まずとも遠くから見張るとも伝わる存在。

茨木童子(いばらきどうじ)
豪胆な鬼の子で茨や棘を操り戦場に現れて恐怖を振りまく。古来より鬼の代表格として恐れられる。

牛鬼(うしおに)
山間の谷間に棲む牛の頭と鬼の体を持つ凶暴な怪。人や家畜を襲い、村に恐怖をもたらす象徴。

海坊主(うみぼうず)
海を漂う坊主の形をした幽霊で、船を襲い乗組員を海中に引き込むと恐れられた。月夜に白い姿が浮かぶ。

温羅(うら)
桃太郎伝説の鬼のモデルともいわれる。百済から来た渡来人とされ、岡山に鉄の技術を伝えた「いい人」説もある。
大嶽丸(おおたけまる)
源頼光の四天王に討たれた巨人の妖。山の岩を軽々と砕き、大地を揺るがす巨力を誇る伝説の怪異。

おしら様(おしらさま)
馬の骨を神として祀る女神的妖怪で、農村の豊穣や子宝を司るとされ、信仰の対象にもなった存在。

妖怪 か行
河童(かっぱ)
湖沼を徘徊し好物のキュウリを求めて子供を引き込む水辺の怪異。礼儀を重んじない者には容赦しない。

鎌鼬(かまいたち)
風を切る音と共に現れ、鎌のような爪で切り傷を残す三兄弟の妖怪。傷は不思議と血が出ないとも言われる。

烏天狗(からすてんぐ)
山中に棲み鴉のような顔と羽を持つ天狗。武芸や山の守護を司り、修行者を導くとも試すとも言われる。

鬼童丸(きどうまる)
鬼の血を引く少年の姿で俊敏な動きと鋭い爪を誇る妖怪。討伐伝説が各地に残り、恐怖と畏敬を集める。

ケサランパサラン(けさらんぱさらん)
綿のような小妖で手に乗ると幸運をもたらすと言われる。消える際に災厄を踏みつけて去るとも。

覚(さとり)
人々の記憶に潜み、忘却された過去を呼び覚ます妖怪。夢の中で囁き、得も言われぬ郷愁と恐怖を与える。

妖怪 さ行
座敷童子(ざしきわらし)
家屋の座敷に現れる童の姿の妖で、幸福をもたらすとされる。姿を見れば家が栄える縁起物として崇められる。

酒呑童子(しゅてんどうじ)
大江山に棲む酒好きの鬼童子で豪快に酒を飲み干す。源頼光らと相争った武勇伝が古典に伝わる。

砂かけ婆(すなかけばばあ)
山道に現れ砂をかけて旅人の目を眩ませる老女の妖怪。道を失わせ恐怖と混乱を招く存在。

すねこすり(すねこすり)
夜中に忍び寄り患者のすねを擦る小妖怪で、痒みと恐怖を与える。家屋の軒下に潜むと言われる。

妖怪 た行
玉藻前(たまものまえ)
美貌に化けて皇子を惑わせる九尾の狐。疫病や災厄を招く魔力を秘め、最終的に討伐された妖怪。

ダイダラボッチ(だいだらぼっち)
巨大な巨人で足跡から湖や盆地を作ったとされる。山や谷を自在に形作る大地の創造主とも言う。

土蜘蛛(つちぐも)
地中に巣食い蜘蛛の糸で命を絡め取る妖怪。城や館を包み込み、侵入者を恐怖に陥れる土着の怪異。

天狗の正体(てんぐ)
山神の化身とも修行者の幻影とも伝わる存在。教えを授ける一方で、人を試すとも言われる。

豆腐小僧(とうふこぞう)
夜道に豆腐を供えて去る小僧姿の妖怪。礼儀正しく振る舞うが無視すると祟りをもたらす。

泥田坊(どろたぼう)
水田に潜み収穫前の稲を踏み荒らす大男の妖怪。湿地を闊歩する足音が農民に恐怖を与える。

妖怪 な行
鵺(ぬえ)
闇夜に奇怪な声を上げる獣で猿の顔、狸の体、虎の爪を持つとされる。鳴き声は疫病や災厄の兆候。

ぬっぺふほふ(ぬっぺふほふ)
粘土のような身体を持ち人間の顔形を模す怨霊的妖怪。恐怖で心を揺さぶる不気味な存在。

ぬらりひょん(ぬらりひょん)
家屋の主人に化けて居座る妖怪。訪問客をもてなしながら退かぬその振る舞いが畏怖を呼ぶ。

ぬりかべ(ぬりかべ)
行く手を阻む巨大な壁の妖怪。迷い込んだ者を呆然と立ち尽くさせ、物理的にも精神的にも行動を封じる。

猫又(ねこまた)
老いた猫が妖力を帯び尾が二股に裂ける。人の言葉を囁き、悪戯や呪いをもたらすと恐れられる。

妖怪 は行
一つ目小僧(ひとつめこぞう)
木陰や物陰から一つ目で覗き見る小さな妖怪。好奇心旺盛で害を成さないが、出会うと驚かされる。

ひょうすべ(ひょうすべ)
水辺で皮膚を滑らかにする無毛の妖怪。人の水練を嫉み溺れさせるとも、見た者には不幸を招く。

二口女(ふたくちおんな)
夜道に現れ口が二つある女の幽霊。夫を捨てた女の怨念が飢えを訴え続け、食べ物を貪り尽くす。

べとべとさん(べとべとさん)
油のようにべとつく身体で背後からまとわりつく妖怪。恐怖を煽り離れなくなると伝えられる。

妖怪 ま行
枕返し(まくらがえし)
就寝中に枕をひっくり返す小さな妖怪。眠りを妨げるいたずら好きで、悪夢の前兆とも言われる。

妖怪 や行
八岐大蛇(やまたのおろち)
八つの頭と八つの尾を持つ巨大な蛇神。稲田を荒らし人々を怯えさせたが、英雄によって討たれた伝説を持つ。

山彦(やまびこ)
山間の谷で囁き声を反響させる精霊的妖怪。人の言葉を真似し、遭難者の試練や道案内を担うとも言われる。

山姥(やまんば)
山奥に棲み旅人を助けるふりをして食らう老女。山中の恐怖と救いを同時に象徴する二面性を持つ。

雪女(ゆきおんな)
吹雪の中に現れ冷え切った心臓を奪う美しい女性の霊。寒さへの警告と儚い恋の象徴として語り継がれる。

妖怪 ら行
雷獣(らいじゅう)
雷鳴と共に駆け巡る獣形の妖怪で地を裂き畑を荒らす。天災としての雷の恐怖を具現化した存在。

ろくろ首(ろくろくび)
首が異様に伸びる女性の妖怪で夜毎姿を現して見張る。自分がろくろ首だと気づいてないことも。

つづく・・